おせちのさまざまな保存方法と賞味期限

おせちの歴史は古く、その起源は弥生時代と言われています。

 

自然の恵みや収穫に感謝して収穫された作物を季節ごとに神様に供えたものを節供と呼んでいました。

 

 

また、供えたものを料理したものを節供料理と言っていました。この節供料理がおせち料理の始まりです。

 

かつては、正月の三が日は家事を休む意味合いもあり、前年の大晦日までに作り、保存食としての性格もあったおせちですが、現在では住環境も様変わりし、常温で長期間保存するのは難しくなっています。

 

では保存はどのようにすればいいのでしょうか。

 

 

通販で購入したおせちの基本的な賞味期限は?

最近では、おせちは手作りばかりでなく、スーパーやコンビニ、ホテルなどで注文したり、デパートの店頭で予約をして購入するものだという認識も一般的になってきています。

 

中でも通販で購入する場合が徐々に増えつつあるようです。ネットで予約ができ、配送もしてもらえるので便利なうえに、早期予約割引や特典が付いてくることもあるようです。

 

こういった購入したおせちの場合、基本的には賞味期限が明記されているはずですので、それを守りましょう。

 

合わせて常温なのか冷蔵なのか、あるいは保存する際の温度など保存の条件が併記されているはずなので、それも守りましょう。

 

ただし、使用されてる食材や料理などによっても異なる場合があるので、あくまでも目安と考えたほうがよいでしょう。

 

おせちの常温保存の方法と賞味期限の目安は?

おせちは大半の料理に火が通されていて、酢を使ったり砂糖などで味を濃くしたりすることで日持ちのするように工夫されています。

 

 

しかしながら、先にも触れたように日本の住環境は大きく様変わりしています。

 

常温保存が可能な室温は10℃以下で、なかつ直射日光の当たらない冷暗所であることが必要ですが、その場合にも、3日から4日程度を目安に食べきったほうがよいと考えられます。

 

しかしながら、真冬でも暖房が効いていたり日中陽が入って暖かくなり、室温が10℃以下になる家は少ないでしょう。

 

基本的には即日食べきるのではない限り、常温保存はしないほうが賢明です。

 

おせちの冷蔵保存の方法と賞味期限の目安は?

基本的にはおせちは常温保存でなく冷蔵保存しましょう。

 

味付けも昔よりも薄味になっていることがあるため、保存食としての側面があるとはいえそれほど日持ちはしなくなっています。

 

冷蔵庫で保存する場合、冷えすぎが気になるなら、温度が冷蔵室よりやや高い野菜室でも構いません。それでも冷えすぎると感じる場合、発泡スチロールなどを用意して、保冷剤とともに冷暗所で保存してもよいです。

 

おせちによっては最近では中華料理が入っていたり、和食でも角煮のような、温かいうちに食べたい料理も含まれています。

 

 

冷蔵庫で保存する場合には、食べる直前に別の皿にとり、電子レンジなどで温めて食べるとよいでしょう。

 

冷蔵保存の場合、細菌などの増殖は常温保存より抑えられると考えられますが、手作りの場合は賞味期限が記載されているわけではありませんので常温保存と同じ3日から4日を目安とします。

 

料理の中に購入したものが含まれている場合には、記載されている賞味期限を目安にしましょう。

 

 

おせちの冷凍保存の方法と解凍方法と賞味期限の目安は?

一般的に市販のおせちは冷凍されているものが多いですが、手作りのおせちでもほとんどのものが冷凍保存が可能です。

 

ただし、家庭で冷凍すると味や食感が落ちてしまうのはある程度覚悟しなくてはなりません。その違いは冷凍の温度とスピードです。

 

業務用の冷凍品は家庭での冷凍に比べ、冷凍の温度が低くスピードが速いのです。

 

それでも家庭で冷凍する場合は乾燥を防ぐために料理ごとにラップで小分けにし、フリーザーバッグに入れて空気を抜いて保存するか、タッパーに詰めて保存します。

 

 

解凍方法は、食べる前日に冷蔵庫に移して自然解凍がおすすめです。常温や電子レンジでも解凍はできますが、急速に解凍するとさらに味の劣化につながります。

 

どうしても早く解凍したい場合は、フリーザーバッグのままなどで流水につけて、できるだけ緩やかに解凍するようにしましょう。

 

冷凍の場合、賞味期限はそれほど気にしなくても済みますが、冷凍すればいつまででも日持ちする、というわけではありません。

 

目安は2週間から2か月以内と考えましょう。保存期間が長くなればなるほど味の劣化を招きます。

 

大切なのは原則として食べきれる分だけ用意するということです。

 

以上、おせちの保存方法と賞味期限ですが、調理方法や料理の種類によっても、日持ちは異なります。おせちに限ったことではありませんが、異臭がする、糸を引いている、粘り気のない料理が粘ついている、酢を使用してない料理なのに酸っぱい、カビが生えている、汁気のない料理から変な汁が出ているなど、見た目や臭い、味などから総合的に判断しなければなりません。